ネパールのソロコンブ チャリティー ヒマラヤの山奥3300メートルにある学校を訪ねて

 

 


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カトマンドゥからジープで11時間かけて、ソロコンブに到着しました。
11時間の道中は、ジープにギュウギュウになって座り、
崖っぷちや川の中を通ってきました。
ガードレールが所々にしかない、断崖絶壁の所をスレスレに走っていくとき、窓から見下ろすと数千メートルの崖がすぐそこにあり、なかなかのアドベンチャーです。
10時間以上の激しい揺れの中での旅は、なかなかハードでしたが、 目の前に突然、バッファローや山羊の群れが現れたり、こんな所に人が住んでいるのか!と驚くような山の中腹に美しい家があったりと、途中で見る景色は絶景でした。
ここから、チワン君の弟さんの働く学校まで数時間歩かなければいけませんが、4時過ぎに到着したので、宿に泊まることになりました。
ここは高山地帯なので、食べ物がカトマンドゥと比べて、べらぼうに高いです。
ビスケットが、カトマンドゥでは20ルピーくらいが、ここでは300ルピーもしました。
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朝6時半に宿を出て、歩き始めました。
車が通れない場所なので、登山です。
最初は4時間と聞いていましたが、5時間、6時間たっても着きません。
チワン君は、小さい頃しか行ったことがないらしく、途中で道を尋ねながら進んだのですが、どうも道を間違ったみたいです。
いくつもの山を上り下りし、到着したのは、2時過ぎでした。
7時間半かかってしまいました。
最後の方はもうクタクタで、頭痛もしています。
高度は3300メートルだそうで、それででしょうか、それとも疲れすぎたからかもしれません。
学校に到着する手前で2人の子供達が迎えに来てくれました。
ここ、シュリ・ヒマラヤン・シェルパ・ブッディスト・スタディーセンターは、102人がいる学校で、ほとんどは寄付でまかなわれており、授業料は無料か、払える人は1年で5000ルピーのみ。
寄宿制で、みんなが一緒に働き、勉強しています。
大きな山から吹き下ろす強い風の中を進み、学校へ到着しました。
大自然の広大な土地の中に簡易な建物やテントがあります。
地震の時、 地滑りが起き、 建物も壊れ、近くの土地へ移動しまた建てなおしたそうです。
以前の場所はさらに高い山の向こうにありました。
そこは3500メートルくらいだそうです。
なぜこんな僻地に学校を?と思って聞いてみると、昔チベットのお坊さんが訪ね、ここを聖地とし、学校を建てた創始者の意志を今も引き継いでいるからだそうです。
僻地ゆえにチャリティーが必要になるのですね。
食べ物も遠くから運んでこなければいけないそうです。
以前、地震のときにみなさんに寄付をいただきましたが、その時の寄付は、ここで
35キロの米18袋、歯磨き粉、石鹸、テント7つ、
などを供給できたそうです。
緊急時にみなさんに迅速に対応いただいて、本当によかったです。ありがとうございます!
車が通れない山道なので、どうやって運んだのかと聞くと、トラクターを使ったのだそうです。
チワン君の弟さんがここで先生として働いていて、地震のときに弟さんがチワン君に何か協力を頼めないかと聞いたところ、ちょうど、日本のみなさんからの寄付が届いて、ピッタリのタイミングだったそうです。
みなさんから送ってくださった古着も7箱集まり、チワン君が年齢別に仕分けして、4つの学校に送り、
この学校の102人全員にも行き渡ったと聞きました。
古着を送ってくださったみなさん、ありがとうございました!
子供達はいまでも、小さな物音で、地震の恐怖を思い出し、夜中に部屋を飛び出してしまう子がいるそうで、
校長先生自らが、子供達のそばで寝るために寝室を移動したというお話も。
70才になられる校長先生であるお坊さんが、首にカタという布をかけてくれました。これはゲストを歓迎する表現で、ハワイのレイみたいなものでしょうか。
座ってくださいと促され、座ると、
子供達が次々とカタをもって首にかけてくれました。
それが、数人で終わらず、次々ととめどなく来るのです。
20人、30人、40人、50人・・・と、
想像もできないほどのカタが首にかけられていきます。
驚くべきことに、102人全員がカタを首にかけてくれました。
それはもう、エンドレスで神から祝福のシャワーを浴びているようでした。
ありがたさで一杯になり、涙が出てきました。
チワン君も、そばで見ていて、感動で胸が一杯になり、言葉が出なくなったそうです。
こんな素敵な歓迎をいただいた私達ですが、 これはむしろ、寄付や古着を送ってくださった日本の生徒さん、ブログ読者さん達に感じてほしいことだと思いました。
私達が受けたエンドレスの祝福のシャワーをみなさんにもぜひ届けたい!と思いました。
そこで、子供達に何か日本のみなさんにメッセージをもらえないかと伝えてもらうと、手紙を書いてくれたり、ビデオメッセージを撮ることができました。

ちなみに、体調の方は大丈夫です。
その日は4時に寝させてもらい、朝6時まで寝て、回復しました!
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パンケーキに、ヤックのミルクで作った美味しいバターを朝食にいただいて、校長先生と先生達と一緒に子供達の宿舎や、教室を見に行きました。
お坊さんの生徒25名、女子学生25名、男子学生25名、
に制限して入校させているそうですが、
1年くらい前から席を確保する人たちがたくさんいるそうです。
宿舎も教室もお寺も、とても簡素でした。
強風のために、ビニールで作られた壁や天井は穴が空いており、雨漏りがしたり、穴から風や砂埃が吹き込んでくると勉強できないという状況だそうです。
この対策が今一番求められているということでした。
最初、何枚くらい必要ですか?と尋ねると、
私達が小さな個人規模でやっているということを考慮してくださり、「こちらが、何枚と頼むよりも、そちらが無理のない範囲で大丈夫です。」といってくださいました。
後、3つの場所を回るので、そちらの配分も考慮して、こちらの学校には36枚のスチールの板をみなさんに今回いただいた寄付でまかなわせてもらいました。
学校を出るとき、校長先生と、ある一人の先生が、最後にカタを再び首にかけてくださいました。
今回は、よい旅と幸運を祈ってのカタだそうです。
学校を出て、5時間半かけてジープが来る場所まで歩きました。
今回はチワン君の弟さんもついてきてくれたので、道に迷わず、早めに到着しました。
到着してすぐに、お店に寄り、スチールの板を注文しました。
弟さんがトラクターで運んでくれるそうなので、1週間以内には、学校の緊急の問題が、一段落しそうです(^-^)
この日は、弟さんの借りているアパートに一泊させてもらいました。