ジョンさんの奇跡の人生の話

おととい帰国しました(^ ^) 先日の記事でお伝えしていた、シッキム孤児院でのチャリティーの話の続きです。
(当センターのヨガ受講生の方からいただいた寄付金を持って、シッキムでチャリティーをしているのですが、こちらの学校はその寄付先の一つです。)
 
孤児院の校長先生、南インド、タミルナドゥ出身のジョンさんの人生は奇跡の連続でした。
前回のお話は、まずこちらをお読みください
 
・・・・
家を出た11歳のジョンさん。
自分の名前を知っているはずがない、見知らぬ男性に駅で声をかけられ、名前を言い当てられます。
その男性の家でご飯を食べさせてもらったり、いろんなお世話をしてもらった次の日のこと。
 
男性は、なぜジョンさんの名前がわかったのか。どうして、声をかけて、家に連れてきたのかを説明しました。

「昨日の夜、プレイヤールーム(お祈りをする部屋 インド人の家にほとんど必ずといっていいほどある)で、お祈りをしていたとき、声を聞いたんだよ。
 
『明日、駅に行きなさい。そこに、Iで始まる名前の男の子がいるから、声をかけて、世話をしなさい』
 
と。
 
Iと聞いた時、イスラエルかな、と直感で思った。そして、君に会ったんだよ」
 
 
その男性は、祈りの時に聞いた、そのメッセージで、見ず知らずの男の子を家に連れてきて、世話をすると決めたのでした。
 
 
ジョンさんは、私に語り続けました。
「その男性は、それから1年ほど、私を家で世話してくれました。
工場で働くために会社に紹介状も書いてくれた。
そして、1年後。私のために、新しい家を借りてくれたんです。
その家には、部屋がいくつかありました。
 
そして、僕と同じような境遇の子供たちを助けたいと思い立ちました。
駅や、バス停に行って、ひとりぼっちでいるストリートチルドレンに声をかけて、
『名前はなんていうの?何かご飯は食べたかい?安心して。僕の家においで。ご飯をたべさせてあげるから』
女の子には声をかけませんでした。男の子だけです。
そして、年々増えて行って、最終的には33人にもなりました。
 
私は自分の給料で、33人を賄いました。
その中から、今は弁護士になった子もいます。」
 
私は、ジョンさんが、駅やバス停にいって、見ず知らずの子供に声をかけて、家に連れてきて育てた話を聴きながら、泣いていました。
 
自分が幸せになったら、もうそれでいい・・・ではなかった。
まだ幼いうちから、自分もしてもらった恵みを、自分と同じような境遇の子供にもしよう、といち早く行動したんですね。
 
しかも、ストリートチルドレンから、弁護士になった子もいたとは。
ジョンさんは、10代でありながら、子供たちの親代わりになり、食費だけでなく、学費も全て出してあげたんですね。なんと、寛容でハートの大きい人なんでしょう。
 
ジョンさんは、今40歳くらいで、シッキムの孤児院を運営されていますが、もうその前身は、すでに10代のころから始まっていたんですね!
 
今回初めて聞く話に、驚きっぱなしでした。
 
ジョンさんの奇跡の話はまだまだありそうでしたが、その後、「ランチの準備ができました。どうぞ別の部屋に移動してください」と声をかけられ、話は中断されました。
 
ランチの後、前回の寄付でどれくらい学校の建設が進んだのか新しい校舎を見に行きました。
 
以前は、小さな家の中の3つの部屋に、ジョンさんご夫婦と子供、生徒たち20人くらいが、クラスルームと寝室を兼用して使っていました。
 
新しく作っている校舎は、まだドアがありません。窓もついていません。
夜中に、ドアから泥棒が来て、部屋の中のものを盗まれることがあったそうです。
インドでは、本当に小さなものでも盗まれます。
 
それで、ドアと窓を、今回のチャリティーで賄いたいと思いました。
 
その後、手配しにいくと、窓はできることになりました。
窓は、今ある木材を使って、地元の職人さんに頼んで、窓を作り設置するための費用を渡しました。
 
しかし、ドアの方が話が進みませんでした。
 
どうやら、今、シリグリで起きているストライキのため、シッキムへのドアの供給がストップしているそうなんです。
今回、シッキムから最寄りの空港があるシリグリに辿り着くのも、ギリギリセーフと言った感じでした。
 
私たちが空港に来るためにシリグリにきた翌日にシッキムからの全てのバスがストップしていました。
 
そういうわけで、残念ですが、ドアの設置はできず・・・
 
ですので、まだチャリティーのお金はもう少し残っています。
 
使うよい機会があるのを待ちたいと思います。
 
チャリティーにご協力いただいた、生徒の皆さん、本当にありがとうございました。
 
帰国したばかりなので、とりいそぎ状況を書きましたが、落ち着いたら、もっと写真や、ビデオをアップしたいと思っています。しばらくお待ちくださいね(^ ^)
 

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