シリグリからボッダガヤへ これぞインド!な電車の旅

シッキムを出て、シリグリにあるNJPという駅まで行きます。
シッキムには電車の駅がなく、山ばかりなので、シッキムを出るまでは、ジープでガタガタの道を走ります。
寒いシッキムから、今度は暑いシリグリへ。同じ国なのに、全く違う気候です。
実は事前に電車のチケットが取れず、駅に行って取ろうと、一か八か来てみました。
なかったからと、簡単に帰れる距離ではありません。朝6:30に家を出て、NJPの駅に着いたのが昼の3時頃です。
事前に調べたところ、もう満席、キャンセル待ちということでしたし、前日に取れる特別枠のタッカルというチケットも、コンピュータが壊れたということで、取れなかったので、最終手段は、NJPの駅で直接買う方法。
ダメだったら、その時また考えるつもりでした。
駅の窓口に並んだチェリン。
30分ほど待って、やっと自分の番が来たかと思ったら、コンピューターの調子がおかしくなったとかで、また待つことに。
いかにもインドらしいです。
またコンピューターが復活し、無事に電車のチケットが取れ、一安心。
電車の出発の時刻は、もうすぐ。
走って、ホームへ向かいます。
しかし、急いできたのに、時間になっても電車は来ません。
結局、三時間遅れて、やっと電車が到着。
またもや、これぞインドです…
 
いつ見ても面白いなと思うのは、食べ物をお皿に乗せてうっている人たちが、ホームからホームへ移動するのに、線路の上を渡って行く風景です。

駅のトイレに行くと、二つの個室がありました。
一つは、普通のインド式トイレですが、もう一つは、ただのシャワールームのように、フラットな床で便器がありません。
英語が分かる、若い女性に聞いてみました。
二つありますが、この部屋は何ですか?
すると、あなたがしたいのは、ナンバーワンですか? ナンバーツーですか?と聞いてきます。
確か、チェリンがナンバーワンは小の方と言っていたなと思い出し、ナンバーワンですと小指を立てました。
インドではこの仕草がトイレの小の方を意味します。日本では、恋人のことを指す、あの仕草です。
すると、女性は、じゃあ、こっちの部屋ですと言って、シャワー室のような場所を指しました。
え、でも左側の個室にトイレはないでしょ?どうやってするんですか? と聞くと、
あなたがしたいのはトイレですか? じゃあ、右の方のトイレを使ってください。と言われ混乱。
ん?小の方ですが、というと、やはり左側を指指します。
でもトイレがないと言うと、また、あなたがしたいのはトイレですか?じゃあ右の方を…
と、お互いが混乱した会話を繰り返しました。
でもここでどうやってするんですか?ただのフラットな床でしょ?というと、ここでしたあと、ただ水を流せばいいんですと言います。
便器がないトイレを使うのは、変な感じがしました。
こんなやりとりをしていたら、遅れていた電車の到着の時間になり、また走ってホームに戻りました。
チェリンにトイレでの女性とのやりとりを話すと、インドでは、トイレというと、大の方を意味するんだよと教えてもらいました。
そうだったのか…だからお互いに混乱した会話になったのね…
 
電車はいろんなクラスがあって、一番安いのが、スリーパー。
3AC、2AC、1ACと、じょじょにクラスが上がっていきます。
ACはエアコンの意味です。
スリーパーは本当にシンプルでサービスは何もないですが、3ACから上は毛布やシーツがついてきます。
全て寝台なので、寝ている間に目的地に着けます。
私達が乗ったのは、3ACでした。
スリーパークラスには物乞いがたくさん来ますが、上のクラスは来ないかなと思っていたら、やってきました。
チェリンが苦手とする、いやおそらく全ての男性乗客が苦手とする、オカマの物乞いが、私達のコンパートメントにもやってきました。
オカマの物乞いは、明らかに男性と分かる濃いヒゲを剃った顔に、女性が着るサリーを着て、手の中のコインをチャラチャラ言わせながら、または手拍子をしながら、やってきます。
その音を聞くと、男性乗客達の表情が凍りつくのが分かります。
なぜなら、男性が主に狙われるからです。
体を触ってきたり、キスしようとしたり、男性に嫌がらせをしてくるので、それから逃れるために、男性乗客はお金を払うのです。
同じコンパートメントの子供が夜中中泣いたので、おそらく自分たちも含め、周囲の乗客たちは皆、眠れなかったようです。
こんな、これぞインドというハードな旅は、これまでで、後はスムーズな旅が始まりました。
ブッダが悟りを開いた場所として有名な、ボッダガヤ(Bodhgaya)に到着です。
 
 

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