貧しいインド 豊かなインド

今のインドはどれくらい発展しているの?どれくらい貧しいの?日本の友人からの質問を受けて書いてみたいと思います。

インドの大都市デリーやバンガロールは、発展しているとは言っても一部です。インドのお金持ちは世界の中でもトップレベルのお金持ちで、日本のお金持ちとは比較にならないくらいだそうです。

インドのシリコンバレーと呼ばれる大都会バンガロールに住む友達は、ソフトウェアエンジニアとして働き、豪華なマンションに住んでいます。眺めのいい屋上にプール、一階にはスポーツジム、ダンスなどが学べるカルチャーセンターのようなものもあります。自分の部屋に毎朝、ヨガのプライベートティーチャーを呼び、出社前にレッスンを受けます。奥さんのために雇ったお手伝いさんは3人。1人は料理を作るお手伝いさん。もう2人は、掃除専門のお手伝いさん。門にはセキュリティがいて、簡単には入れなくなっています。部屋には30万円ほどする最新型のテレビ。子供にも最新型のタブレット。バスタブはありませんが、毎日シャワーを浴びることもできます。外食もよくしているようで、いいお店にたくさん連れて行ってもらいました。唯一の不満は、毎朝の通勤で渋滞に悩まされることと、大気汚染がひどくなっていることだそうです。それ以外は、友人一家は、豊かさを十分、満喫しているようです。

それでも、一歩そのマンションから外に出ると、インドはまだまだ全体的に貧しいと認めざるを得ない現実に直面します。今にも潰れそうな掘っ建て小屋に、ストリートチルドレンの物乞い。客を必死で奪い合うタクシーや宿のブローカーがいます。

日本が平均的に豊かであるのに対して、インドは貧富の差が激しいように思います。

日本はどんなに収入が低くても、冷蔵庫や洗濯機を始め、いろんな電化製品がありますよね。ガスコンロもあるし、お風呂では、蛇口をひねれば、お湯も出るでしょう。

しかし、インドは、そんなに貧しい層ではなくても、電化製品が揃っていないことがあります。ヒマラヤの村では、ガスコンロなんてものはなく、薪を割って、カマドで調理します。

お風呂もないし、3~4日に一度のシャワーは、ちょっときついですが、これもここの習慣と受け入れています。薪で温めたお湯をバケツに入れて、お風呂場まで運び、そのバケツ一杯のお湯で、髪も体も全部洗い終わるよう工夫しながらのシャワーです。

村の女性たちは、冬なのに冷水で髪を洗うところも見ました。寒さに非常に強いようです。火の前で仕事をしているときは、半袖を着ています。

洗濯機もないので、冷たい風の中、外で、冷水を使っての手洗いです。チェリンが洗ったものを、私が受け取って、干しに行きます。干す場所のすぐ隣には、牛や鶏がいて、衛生的にどうかな?と思いつつも、気にしていたら生活できないので、受け入れいています。

部屋には暖房がなくて、窓からの隙間風が入ってきます。すごく寒いのですが、日本から持ってきた湯タンポが役に立ちました。

食べ物もとても素朴なもの。お米に、野菜の炒め物、野菜や豆のスープ。野菜はその時期に収穫できるものが主で、今は、毎日じゃがいもです。日本の豊かな食卓が非常に恋しくなります。でも、ヒマラヤの食事は、他のインドの地域のマサラや唐辛子が効いたものではないので、食べやすいです。たまに、チュルピーというチーズを使った料理(野菜炒めにチーズをまぶしたもの)が出ると、ご馳走だなと思います。日本の食卓に比べると、こんな栄養で足りるのだろうか?と気になりますが、畑仕事や薪割りなど重労働をこなしています。

私たちがチャリティーで協力しているのは、さらに貧困層の子供たちです。ヒマラヤの山中に住んでいるので、学校まで何キロも歩いて通学するのですが、傘を持っていない子供もいて、雨の中を濡れながら山の中を歩いて通学するのは大変そうです。政府から、制服をもらえる学校もありますが、私服を持っていないので、家でも制服を来ている子達もいます。日本のみなさんの寄付のおかげで、傘をプレゼントしたり、日本からの古着を私服のない子供達に寄付することができました。ありがとうございます。

今回も、学校や子供達が最も必要としているものを寄付してきたいと思います。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です