映画「アラジン」レビュー 笑って、泣いて、こころあたたまる映画

映画「アラジン」レビュー

先日、チェリンと一緒に映画「アラジン」を見に行ってきました。
私たちが見たのは、吹き替え版だったのですが、始まってすぐに、「字幕版にすればよかった!」と、軽く後悔。
ミュージカル風なので、歌を英語で聞きたかったなあと。
でも、日本語版で聞くのも、味があり、これはこれでOK!
魔法のランプがある洞窟は、ピュアな心の人でないと入れないということで、魔法使いにつかまったアラジンが、洞窟に魔法のランプを取りに行かせるのですが…。
泥棒してるのに、ピュア!?と一瞬、突っ込みそうに(笑)
 
アラジン役の人は、アラブ系の顔立ち。インドでよく見た顔(ムスリムの人)です。
この俳優さんは、カナダ出身(小さい頃に移住)のエジプト人だそう。
本人いわく「テロリスト以外の役が来て、嬉しかった」(笑)
 
プリンセス、ジャスミンの役は、インド人とイギリス人のハーフだそうです。
 

「アラジン」はインド映画!?

全体的に、インド映画っぽい!と思いました。
服もサリーに似ているし(でもサリーではない)、突然、歌い踊り出すところも、やたら派手なところも、インド映画そっくり!
アラジンがはいていたパンツ、インドにもよく売っていて、私も着ていました。動きやすいし、風も通すし、着心地がいいんですよ。
プリンセスのペットのトラの名前「ラジャー」もインドで「王様」って意味ですしね。
舞台となるアグラバーも、インドのタージマハルがある「アグラー」がモデルとかなんとか。
 
さて、話を戻すと、映画「アラジン」の印象はとてもいいものでした!
貧しい泥棒であるアラジンは、プリンスとゴールインするために、プリンスになって、宝石やプレゼント攻撃などしますが、プリンセスは振り向かず・・・。
でも、貧しい泥棒のアラジンのことを、プリンセスは、もう好きになっていたんですよね。
権力でも地位でも財力でもなく、新しい世界を見せて冒険の体験をさせてくれたアラジンのことが。
「本や地図ばかり見てないで。いろんな外の世界を見せてあげるよ」と魔法のカーペットに乗って、冒険の旅に出る二人。
「新しい世界を見せて」「冒険」「体験」させてくれる人のことを、好きになるっていうの、すごく分かりますね。
真実の愛を教えてくれる映画です。

ジーニーが登場するシーンは、すごく楽しかったですし、チェリンも隣でたくさん笑っていました。
アラジンとジーニーの友情にも涙…。
最後のランプの願いを、自分のためにではなくて、友達のジーニーが自由になることのために使うアラジン…。
3つしか願いが叶えられなかったら、その貴重な1つを、きっと自分の願望のために使いたいと、ほとんどの人は思うはず。
今までジーニーに願いを叶えてもらってきた人々は、ジーニーのことを、自分の願いを叶える道具のようにしか見てなかった。
でもアラジンだけは違った。ジーニーをひとりの人として見てくれた。
だから、アラジンは洞窟が唯一ゆるした人物「ダイヤの原石」だったんですね!(ごめん!アラジン。最初に泥棒なのに、なんでピュア?と思っちゃって)
 
プリンセスにとっても、ジーニーにとっても、最高の夫であり、最高の友達ですね。
アラジンは、プリンセスにとって「新しい世界を見せてくれた夫」であり、
ジーニーにとって「永遠に自由になれる手助けをしてくれた友達」なのですから…。
なんていい話なんだあ〜(涙)
この映画、子供達が見たら、きっとすごくいい学びになるんじゃないかなと思いながら見てました。
 
プリンセスが、アラジンを、職業や地位や財力、くれるもので判断しなかったことも。ピュアなハートに惹かれていたことも。
 
プリンセスのお父様も、いい人ですね!「いい青年じゃないか」と言って、プリンセスとの結婚をゆるしてくれました。
 
かなり、現代的にアレンジされて、ユーモアの要素も、原作よりずっとアップした「実写版アラジン」でした。
映画を見終わった後も、A Whole new worldの曲が、頭を離れない…。いい歌だなあ〜!
 
「新しい世界を冒険する魔法のカーペットの旅」と、「ジーニーが自由になることをアラジンが願うシーン」が、とても大好きでした。
 
自分の20歳の頃の、バックパックをかついで十数ヶ国、知らない旅をひとりで旅して冒険した日々と、
瞑想でみんなが自由になって幸せになることを祈っている今があるから、自然と共感してしまうのかな。
笑って、泣いて、こころあたたまる映画でした。

アラジンサウンドトラック