ブッダのお母さんが瞑想をしていた場所  Nawalparasi ナワルパラシでのチャリティー

ブッダのお母さんが瞑想をしていた場所  Nawalparasi ナワルパラシでのチャリティー
前回の記事のつづきです。
校長先生が、学校の敷地内を見せに連れて行ってくれました。
霧のかかる朝の森の中を歩くのはとても気持ちいいものでした。
「ブッダのお母さんが瞑想をしていた森だそうですが、どこか特定の場所はあるのですか?」と聞いてみると、
「それは、誰にもわからないのですが…」
ということで、そっかぁ…と思っていたら、その後しばらく歩いて、木のゲートで保護されているところを開けて、中に入っていくと、大きな岩が3つあり、その周りがまた保護されていました。
ここは一体何なのでしょう?
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「この3つの大きな岩は、道路を作るために大きな岩をどけようと工事していたときに、爆発して3つの岩になり、
工事に関わった人も亡くなったので工事が取りやめになった場所です。今は向こうの方の遠回りになる道を使っています。
こんな事故があったので、ここがブッダのお母さんが瞑想していた洞窟だったのではないかと言われています。
以前、サイキックな日本の女性が来て、写真を撮ったら、白い月が映っていたことがありました。」
ブッダのお母さんが瞑想していた場所なので、神聖な力が、取り壊そうとするネガティブな力に対して反応したのでしょうか?
私達も写真を撮ってみようと、チワン君と写真を撮ってみました。
チワン君がこんなの初めてだ!と驚いて撮った写真を見せると、写真がカクカク揺れていました。
昨日チェリンが撮った月の写真もこんな風に写ったよと、言うので見ると、白い棒みたいになっていました。
文章で読んでいるみなさんは怖いと思うかも知れませんが、校長先生もみんなも明るいし、楽しい雰囲気なので、全く怖い雰囲気ではなかったですよ(^_^)ノ
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その後も霧の中を歩いていき、次の校舎へ向かいました。
この校舎は、以前、ネパール人の子供達が遊んでばかりで本を読まないのを見たイギリス人の方が、イギリスではもっと子供達が本を読むということで、ネパールの子供達のためにそんな環境を作ってあげたいと作った校舎なのだそうです。
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校長先生に学校全体の様子を見せていただいて、
私達はどんなことで協力できるか話し合いました。
以前、地震のときに、こちらの学校から
チワン君に何かサポートをと求められ、
日本のみなさんからの寄付で
尼さん達の袈裟の不足を補ったそうです。
みなさん、ありがとうございます!
今回の寄付は、緊急のものでは、
新しい校舎のためのセメントを借金して買っていると言うことでしたので、
そのために使っていただくことにしました。
(以下の写真が、日本のみなさんからの寄付で作られた校舎です)
この学校は、カトマンドゥから乗り物での移動時間はかかるものの1校目と比べてアクセスもしやすく、あまり歩く必要もないので、日本の寄付をくださった皆さんや生徒さんたちを連れてきたいなと思いました。
「私の生徒は瞑想に興味がありますので、
ブッダのお母さんが瞑想していた森で、瞑想できたら
みんなきっと喜ぶと思います。
今度、連れてきて、瞑想キャンプのようなことをできたらいいと思うのですが、可能ですか?」
と聞いてみると、
「もちろん大歓迎です」
と言ってくださいました。
というわけで、興味のある方はぜひ次回のネパール訪問で行ってみましょう!
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学校の施設を一周して戻ってきたら、
130人くらいの子供達が整列していました。
チワン君が事前に、集合写真を撮りたいのでと、頼んでくれていたようです。
一分も待つことなく集合写真が撮れました。
とてもスムーズな進行に驚きです!
みんなで写真を撮った後、買って置いたミルクキャンディーを子供達に配りました。
これもまたスムーズな進行に驚きです!
校長先生が、校舎を一周して回ってきなさいと言って
子供達が一列になって戻ってくる間に、
チワン君が部屋にいってキャンディーを持ってきてくれていました。
そして、一人一人にキャンディーをスムーズに配り終えました。
チワン君の手際の良さに感心しました。
彼はもう何年もソーシャルワークに携わっているので
こういうことに慣れているんですね。
そして、最後に先生達だけになり寄付をしました。
「日本の生徒さんたちは、スピリチュアルな学びをしています。ですから寄付も、スピリチュアルなプラクティスの一つとして取り組んでいて、みんな、お役に立てることをとても嬉しく思っているんですよ。
日本では何でも手に入る便利な国ですが、物を買ったり、いい食事をする喜びとは
また違う喜びを寄付することで感じてくれているようです」
と伝えると、
代表の尼さんが、手を合わせて、
「地震のときに、私たちはサポートを求めて走り回っていました。
その時に、風のように日本の方々からの支援が来ると聞いて、とても助かりました。
日本のみなさんのサポートに大変感謝しています。
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私たちは一度も会ったことがありませんが慈愛や愛によって、つながることができました。
私たちは、過去生ですでに知り合っていたかもしれません。
家族だったかもしれません。
私たちは全人類の幸せを願います。
そして日本のみなさんの幸せを願います」
と仰いました。

 

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