宮崎のパワースポットを訪問したあとに起きた奇跡

先日、宮崎のパワースポットを巡り、福岡に帰って来たら、とある奇跡が起きました。
私が、宮崎にいるとき、ふとつぶやいた願いが、福岡に帰って来たとき、あっさり叶ってしまったのです。
それはどんなことかというと・・・
宮崎で、ドライブしながら、私は、ふと昔のことを思い出して、主人にこんな話をしていました。

「大学生の時、海外放浪の旅に出るために、最初の国、オーストラリアに行く時に乗った飛行機で、とても親切なおじさんと会ったんだよ。宮崎の人でね。
初めての海外で緊張していた私に、すごく親切にしてもらい、とても心強かった。
その後、手紙のやりとりをしたり、うちの両親にも私の様子を書いてくれたり、実家のお店を訪ねてくれたり、何かお土産を送ってくださったり、ずっと交流を続けていたけど、連絡もいつの間にか途絶え、今は連絡先も分からなくなってしまった。あんなにいい人で、いい交流が続いていたのに・・・!すごく残念。
昔は、メールも携帯もなくて、手紙でやりとりをしていたけど、あったかいよね。一回会っただけなのに、そんなに親切にしてくれたり、交流が深まるって、今の時代にあるのかな。あの時代だからあったのかな・・・」

1週間の宮崎の旅を終え、福岡に帰り、いつものように両親を訪ねると、テーブルの上に、一枚のハガキが置いてあるのが目に入りました。
しばらくして、母が、
「家の整理しよったら、昔のハガキが出てきて、懐かしかろうと思って、取っとったよ」
と言います。
誰からのハガキだろうと思ってみると、なんと、なんと、なんとーーーーー!

そうです。宮崎で、「また連絡取れたらいいのになー」と私が昔を懐かしみ、主人に話をしていた、まさに、その宮崎の男性からのハガキだったのです!

「ちょっと、お母さん!
Kさんの話、ちょうど、宮崎でしよったとよ!連絡先が分からなくなって残念って!」

母は、私たちが宮崎に行っていたから、「宮崎」というキーワードに反応して、ハガキを選り分けていたのだろうか?と思い聞いてみると、

「いや、ただ、昔のハガキがあるねえ、京子宛てだねえって思っただけ」
「宮崎って見てなかった?」
「うん、とくには」

そんな感じで、呑気に答える母でした。

一体、どこの誰が、どうやって、私と主人の会話を聞き、母の耳元に囁いているのでしょう?(笑)

時々、あるんですよ。
「小籠包食べたいな」とふと思った日に、両親のとこへいくと、母が、「京子は小籠包好きやろう?買っとったよ」とか。
実は、小籠包を母が買ってきたのは、後にも先にも、この日だけなんですよね。母がいつも私に買っているとか、私が母に小籠包の話をいつもしているとかいうわけじゃないので。

母には、インドのマントラを教えているので、いつもマントラを唱えて、それだけに繋がりやすいのかもしれませんが、今回は、紛れもなくピンポイントすぎて、とても「ただの偶然」とは片付けられないような話でした。

宮崎で久しぶりに思い出し、懐かしみ、また連絡取りたいな・・・とつぶやいた願いが、早速、数日後に母を通して叶えられた。
18年前のハガキが、なぜ、今?
毎週通っている両親のところで、なぜ今まで出てこなかったのに、今回出てきたのか。
嘘みたいな話ですが、この展開を全て見ている主人が証人です。

それで、この宮崎のKさんに、また手紙を書きたいと思いました。
届いたハガキは18年前のもの。
まだ同じ住所にいらっしゃるといいのだけど・・・
今はネットという便利な道具があります。
住所、電話番号、お名前を入れて、調べてみると、住所が微妙に変わっています。
電話番号とお名前が一致し、ボーイスカウトに所属されていることが分かりました。
それで、ボーイスカウトの連絡先に、お尋ねしました。

電話番号があったので、直接、本人にかければいいじゃないか、と思われるブログ読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、なにせ、18年ぶりに、突然電話がかかってきて、誰だろう?と思われる可能性は大きいです。
それに、何を喋っていいのか。何から話せばいいのか。

私にとっては、とてもいい思い出である方との温かい手紙の交流だったこともあり、電話ではなく、ここはあえて、手紙を書きたいと思いました。

ボーイスカウトへ連絡させてもらうと、こころよく橋渡しをしてくださった男性が、なんと、Kさんのおうちの向かいにお住いの方という、ここでも、奇跡のような展開。

「Kさんにお会いして、伝えたら、すごく懐かしがって、喜んでおられました。こちらが連絡先です」

そうして、連絡先を確実に手に入れた私は、夢中で手紙を書きました。
筆は、ためらいなく、4枚の便箋を一気にかきあげました。
宮崎での旅行、多くの神社の訪問、ふと懐かしい思い出が浮かんだこと、母が手紙を用意していた奇跡、
今の自分の状況について・・・。

昔、手紙のやりとりをしていた楽しい感覚が蘇って来ました。

手紙を受け取ったKさんから、すぐにメールで返事がありました。
私が、この再会に感動していたのと同じように、Kさんも感動し、奥様も同様の気持ちであることを知りました。奥様は私に会ったことがないのに、「京子ちゃん、京子ちゃん」と気にかけてくれていることを知り、心が温かくなりました。

メールを受け取った時、つけていたテレビを消して、20年前の温かい繋がりが蘇ってくる感覚をハートで思いっきり感じました。
途切れていたご縁が復活し、これから続いていくことを、お互いに願っていました。
今度は途切れないよう、大切に、大切にしたい、と思いました。

→20年ぶりに再会した話はこちらから「もの凄い速さで願いが叶った話 セレンディピティが起きやすくなる条件とは?」

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