師匠・学校・コース・アシュラム
お世話になった師匠をご紹介します
バガヴァーン・ラマナマハリシ
日本でラマナマハリシの本を読んで、2007年はじめてインドに渡った時、一番初めに訪れたのがラマナアシュラム。最初は本の教えの意味も理解できなかったのですが、アシュラムに着いた途端、その場のなんともいえない静寂に完全に魅了されました。翌朝、ヴェーディック・チャンティングを聞きながら涙がとまりませんでした。以来、4年間この土地に滞在し聖者に会いに行って話しを聞いたり、瞑想中心の生活をしました。

アメリカ人の先生 ジェームス・シュワルツ先生
KyokoとCherrinが哲学コースを学んだチンマヤミッションの創始者スワミチンマヤナンダジのお弟子さんです。40年ほどインドと関わり、欧米・インドなど各地でヴェーダンタを教えていらっしゃいます。この先生にお会いして、ヴェーダンタに魅了され、哲学コースで学ぶことに決めました。ラマナマハリシも同じ教えですが、ジェームス先生の教え方がとてもわかりやすく、インスパイヤーされました。まるでアメリカのコメディみたいにインドの神話を語り、ファンキーでお茶目で、何でも気軽に相談できるカジュアルな先生です。
インド人の先生スワミ・アドヴァヤナンダジ
チンマヤミッション(アドヴァイタ哲学の教えを、伝統的な「グルックラシステム」にて教授するアシュラムで、世界中にあります。)のヴェーダンタコースで、朝5時半から夜8時まで、1日の休みもなく1年間学びました。(アドヴァイタとはインドの六派哲学のうちの一つで、簡単に言えば「ヨガの哲学」のこと。「全ては元からひとつである」という真実の知識を悟るための方法。英語ではノンデュアリティNon duality,日本語では非二元や不二一元論と訳される。)スワミ・アドヴァヤナンダジより、とても厳しく、しかし、親のように親身に優しく指導を受けました。スワミより、日本でアドヴァイタヴェーダンタを教える許可をいただきました。
インド人の先生ニキラナンダジ
1年間学んだ哲学コースに、ゲストとしてデリーから来られていた大好きな先生です。先生の教えで今でも忘れられない大切な言葉があります。「人からナメられたりバカにされて腹が立つのは、真我のレベルでは皆んなが平等だということを私たちは深いところで知っているからだよ」
人から上から目線で話されるとモヤモヤしていたのが、とても心が晴れ渡るような気持ちになったのを覚えています。真我においては、どんな人にも上下はなく平等なのです。
インド人の先生サンビッジ
哲学コースのサンスクリット語とプージャ(儀式)の先生で、とても厳しく、怖い先生でしたが、真剣に生徒たちに向き合い、導いてくださいました。とても知識が豊富で、ついていくのに必死になって勉強しました。クラスに遅刻して、サンスクリット語のガヤトリマントラを108回書いて提出したことは忘れられない思い出です。

世界で活躍する人道的・精神的指導者シュリシュリ・ラヴィ・シャンカール
南インドのバンガロールにある、国際的な教育・人道支援団体NGO、アートオブリビングの代表。ヨガ・呼吸法を通じて、人々をストレスから解放し、紛争解決や被災地支援、少数民族や紛争地域の子供たちなど社会的に弱い立場の人々を支援されていて、とてもインスピレーションを与えられた私の大好きな聖者です。とても、軽やかで、チャーミングで愛らしく、小さな花を優しくなでるような話し方をされ、教えも極めて実践的でわかりやすく、私の憧れであり、お手本です。

チベット仏教最高指導者ダライラマ法王
チベット亡命政府がある北インドのダラムサラにて幸運にもダライラマ法王様と3日間過ごすことができるチャンスに恵まれました。講義を聴き、4つのマントラを授かることができました。また2回目の時は、Cherrinのお誕生日が、ブッダのお誕生日とも重なり、ダラムサラで特別公演を開催され、お目にかかることができ、素晴らしい記念日になりました。
インド聖者のアシュラム イシャ・ヨガ・ファウンデーション
世界150カ国に支部を持つ国際的非営利団体。こちらの、インナーエンジニアリングコースでヨガを学びました。充実した施設、清潔感、お料理、ホスピタリティ、気配りは本当に素晴らしく一流ホテルに来たようなアシュラムらしからぬアシュラムです。特に、瞑想ホールは、かなりオススメです。世界で最大と言われている大きなシヴァリンガがあり、壁沿いの小さな洞窟のような小部屋で瞑想できます。時々、チベッタンボールで倍音ミュージックを演奏してくれるお坊さんがいらっしゃって、その素晴らしい音の中で瞑想できます。
スイス人聖者ヴェルナル
南インド・タミルナドゥ州ティルバンナマライ村に滞在するスイス人の聖者です。世界的にとても有名なケララ州のアンマの初期のころのお弟子さんで、洞窟で10年以上、修行しておられました。ラヴィシャンカールと同じような雰囲気で、とてもチャーミングで愛らしい聖者です。週に何度か話しを聞きに訪れ、一緒に瞑想したり、質問し、いろいろ教えていただきました。
アメリカ人聖者のアシュラム アハム
南インド、ティルバンナマライにある、アメリカ人A・ラマナ(故)のアシュラムである「アハム」にて、真我探究(セルフエンクワイヤリー)のコースに参加し、真我探究の瞑想法を学びました。毎週、A・ラマナの開催するサットサン(瞑想会やお話し)に参加もし、いろんな疑問に答えてくださいました。週に何度か話しを聞きに訪れ、一緒に瞑想したり、質問し、いろいろ教えていただきました。
アメリカ人クンダリーニヨガの聖女スワミG
ラマナマハリシの村、インドのティルバンナマライで、最初に出会い、6ヶ月間お世話になりました。一緒にいると、とても楽しい気分になって笑いが止まらなくなり、思わず「あなたについていきたい!」と頼み、マントラをいただきました。ヨガと言っても、スワミGとのプラクティスは、ただマントラを一日中聞き、唱えるというもの。スワミGは、炎を神の形に変化させるシャクティ―(力)などをお持ちでした。いただいたマントラを聴き続けていると、幽体離脱(アストラルトラベル)を経験したこともありました。
インド・バンガロールにあるヨガ専門の大学 SVYASA
ヨガ専門大学のヨガインストラクター養成コースのグルックラシステム(インドの伝統的な師弟教育)にて、4つのヨガ、ラージャヨガ・カルマヨガ・バクティヨガ・ニャーナヨガを包括的に、みっちり学びました。とても内容が濃く、厳しく、忙しく、コースをこなすのは大変でしたが、とても楽しいクラスメートたちのおかげで乗り越えることができました。
南インド・コダイカナル 禅の瞑想センター ボディーゼンドー
インド人の禅僧が営む禅の瞑想センターです。お寺ではありません。なんと日本庭園が2つあります。2010年と、2017年に、合計4週間お世話になりました。山の上にあり、素晴らしい自然の中で、ゆるやかなスケジュールで瞑想をしました。おしゃべり禁止の日も、週に何度かありました。ご飯もとてもおいしく、世界中から集まる参加者と、穏やかに楽しく交流。とても心地よい日々を過ごせるセンターです。マスターのアンマサミーは、「心と体にも慈悲を持つことの大切さ」を教えてくださり、お弟子さんのシリルさん(写真真ん中)からも、その存在そのものから慈悲のエネルギーを直接教えていただきました。
ヴィパッサナー瞑想センター・京都、ジャカルタ、コルカタ
全世界にあるヴィパッサナー瞑想センター。10日間、朝4時から夜9時まで、瞑想だけをし続け自分と向き合います。とても素晴らしい内面のクレンジングになります。京都で10日間の瞑想に2回、インドネシアのジョグジャカルタで10日間の瞑想に1回、インドのコルカタで10日間の瞑想に1回、合計4回・40日間参加しました(写真はインドネシアのコースに参加したときのもの)