「魂は全部知っている」死の1ヶ月前から起こっていた亡くなる前の予兆、前兆について

幼少の頃からとても優しくしてくれた、大好きな兄が心筋梗塞で倒れ、

9日間の昏睡状態の後、息を引き取り、1週間になりました。

 

スピリチュアルな知識が、この時ほど、ありがたかったことはないと思えるほど、助けられました。

とても穏やかな気持ちで乗り切ることができ、爽やかに見送ることができました。

 

兄がこうなってみて、振り返ると、死の1ヶ月前から、いろんな予兆、前兆があったことを思い出し、

「魂」はちゃんと、自分が亡くなる日を分かっているんだな、ということがよく分かりましたので、

その話をみなさんと、シェアしたいと思います。

 

末期癌から臨死体験を経て、生き返った、アニータムルジャーニさんによると、

魂は、この世を去る日をちゃんと分かっていて、死の直前には「普段しないこと」をするのだそうです。

 

ーー

 

兄の死の1ヶ月前から起きてきた予兆・前兆についてです。

 

死の予兆・前兆① 急に、家族と頻繁に会いたがるようになっていた。

今まで、仕事が忙しいということを理由に、数ヶ月に1度くらいしか、両親の家にも来ていませんでした。

それが、急に、毎週くらい顔を出すようになっていました。

私とも毎週、どこかにご飯に食べにいくようになっていました。

人生相談を私にしたかったようでした。

 

死の予兆・前兆③ 家族全員に、普段以上に、与えたがっていた。

うちの父が、ケーキ屋を長年営んでいたこともあり、兄もケーキの道に進みました。

ケーキの会社で営業、のちに、企画開発部門で、専門家として働いていました。

そして、時々、休みの日に、自宅でケーキを作っては、私たち夫婦、両親、もう一人の兄の家族のために配ってくれていました。

しかし、死の数週間前のこと、

2週間もかけて、フルーツを選定し、材料を吟味して、ケーキを作って、みんなに配ってくれたのです。

それは普段しないような行動でしたので、「どうしたのかな?」という気がしていました。

「家族みんなで両親の家に集まろう」と兄が言ったのですが、

私たちは両親の家にしょっちゅう行っているし、兄ともよく会っていたのでその時は、

「私たちは行かなかない」と言いました。

でも、その時、ふと兄の表情が寂しそうに見えたんです。

 

その時、お盆頃だったのですが、思ったのは、

「なぜ、お正月でもないのに、特別、みんなで集まりたがっているんだろう?

なぜ、こんなに一生懸命、特別なケーキを作ろうとしてるんだろう?」

ということでした。

 

 

それから、もう一人の兄が、唐揚げが大好きなのですが、その兄のために、

うちから1時間半もかけて唐揚げを買いに行くから、付き合ってくれと、

亡くなった兄に頼まれて買いに行ったこともあります。

約束していた近所の唐揚げがあまり美味しくなくなっていたから、わざわざ遠くのお店まで買いに行くというのです。

兄がラインで書いてきた「ここじゃないとダメなんです」というメッセージに、

「なんで、わざわざ、そこまでこだわるんだろう?」普段しない行動に、ちょっと違和感を感じていました。

「もしかして、にいちゃん、逝こうとしてる?」と、何度か直感が来たのですが、

「いやいや、まさか」と、その直感を私はできるだけ無視しました。

 

死の予兆・前兆④ 会社でも「渾身の」商品を作っていた

私たち家族全員に2週間かけてケーキを作っていただけでなく、

会社でも「渾身のケーキができました。試食してぜひ感想をください」と、部長に伝えていたそうです。

葬儀の日に、その部長さんが、スピーチをしてくださり、知ることができました。

 

「今まで何度か試食を作ったことがあったけど、『渾身の』なんていう言葉を使ったのは初めてでしたね。

冷凍だったため、あの時は感想が伝えられませんでした(涙声)

今、ここで感想を伝えさせてください。

これはお菓子作りをする人にとっては、最高の褒め言葉だと思います。

最高にうまかった!

 

とても心のこもったスピーチに、本当に感動でした。

会社でも、兄は、親しまれ、愛されていたんだな、と、とても嬉しくなりました。

このような愛のあるスピーチは、残された家族にとって、最高の慰めになりますね。

 

 

死の予兆・前兆⑤ 残りの人生をどう生きようか考えていた

死の1ヶ月前ころから、頻繁に私と二人で外食に行くことが増えて、

「最近、兄ちゃんは、羽振りがいいな〜。なんでこんなに頻繁にお金を使ってるんだろうね〜」

と主人や両親と話していたのですが、私に相談があったようでした。

 

「今の仕事がきつくて、転職を考えている。

残りの人生をどう生きようか。

自分は何のために、この人生に生まれたのか。

使命が知りたい。

京子、今度、京子の部屋に行くから、俺の使命を見て。

(以前、私がスピリチュアルカウンセリングをしていたのを兄は知っていたので)

今までとは全く違う生き方をしたいと思ってる

もっと人の役に立てるようなことがしたい

 

食事の後、私の家まで車で送ってくれた時にも、「もうちょっと話がしたい」という素振りを兄が見せたのですが、

もう時間が遅くて、兄も家族のところに帰るのが遅くなってはいけないと思い、その日は切り上げました。

しかし、それが二人で会う最後の日になってしまいました。

 

 

兄は、数年前から「自分の使命が知りたい」と何度も言っていました。

私の仕事に関しても「人の使命が分かるような内容を提供したらどうだろう。絶対に求めている人はたくさんいるはず

と言っていました。

 

 

その日から2週間後、兄の奥さんから、朝4時半に電話が入り、心筋梗塞で緊急搬送され、意識不明との連絡が。

 

その時も奇跡が起きました。

ここ6年以上、お正月でも、全員が集まることはできなくなっていたのですが、

兄が搬送された病院に、奇跡的に家族全員が集まることができたのです。

姪っ子、甥っ子も、仕事がたまたま休みだったそうです。

これも、家族全員が揃うようにしてくれた、兄の魂の計画のように感じました。

 

 

私は、幼少から兄が大好きだったという話はしましたが、

兄が結婚相手を紹介すると家に連れてきた時、

高校生だった私は、ショックから、泣いて家を飛び出しました。

30年ほど前の、あの日、お姉さんに嫌な態度を見せてしまったことを

私は、この時初めて謝ることができました。

「それだけ愛されて、幸せな人やね」と返事をしてくれました。

 

 

 

話を戻すと、こうやって振り返ってみると、

やはり「顕在意識では分かっていなくても、魂は、いつ亡くなるのかを知っていて、その日のための準備を整えているものなんだな」ということです。

家族全員が集まれるように休みを合わせたり、ということも、「大いなる力」が働いたとしか思えません。

 

 

私の両親は、84歳で、まさか兄の方が先になくなるとは思っていなかったのですが、

兄が9日間昏睡状態だったこともあり、その間に、何度も顔を見たり、肉体に触れることもできて、

ゆっくりと心の準備を進めることができたのも良かったと思います。

 

私と、主人のチェリン、そして両親は、最後の最後まで、

「意識が戻って、またみんなで、楽しく会話できる」と信じて疑いませんでした。

 

アニータムルジャーニさんが、昏睡状態だった時、周りの人の声がよく聞こえていたという話を聞いていたので、私は兄に話しかけました。

 

「兄ちゃん、自分の使命が何か知りたいって言ってたよね?

人助けがしたいって言ってたよね?

元気になったら、一緒に、心筋梗塞とか、兄ちゃんと同じような病気にならないように

病気の予防ができる仕事を一緒にしようよ!ねえ!

病気になったら悲しむ家族がたくさんいるんだからさあ」

 

私は、今ヨガや瞑想を教える仕事をしていますが、15歳の時、

兄が、最初に導いてくれたスピリチュアルの世界のおかげで、この道に進みました。

兄が元気になったら、今度は、私が兄の使命の手伝いをしようと思いながら、昏睡状態の兄に話しかけました。

 

 

昏睡状態の間、私は、とても忙しくて、悲しむ暇もありませんでした。

講座フォローアップや、集中講座2日間、遠方からアーユルヴェーダ講師の友人が訪ねてきたりなどがあり、その間、忘れていることができました。

生徒の皆さんや、友人と楽しく過ごしながら、苦しまずにすんだのも、「兄からのギフト」だったんだなと、今振り返ると思います。

 

生きている間も、みんなのことを思いやれる、とても優しい兄でしたが、

亡くなる直前も、亡くなった後も、優しさと思いやりで私たちを守ってくれたのです。

 

 

ーー

兄は、9日の昏睡状態の後、脳死が確定し、延命措置をやめて、その夜、お通夜でした。

 

お通夜の日、83歳の父が、私たちとの待ち合わせ場所に急いで来る途中、転倒して、鼻と口を大怪我して大量出血しました。

私と主人で、病院に連れて行き、お通夜には参加できませんでした。

 

翌日、葬儀に参加すると、「これが、(兄と)一緒にできる最後の食事です」と言われ、

火葬場で遺体を焼く時に、「これが最後のお別れです」と言われ、みんな泣いていました。

 

 

スピリチュアルな知識を学んでいた私は、

「えっ?兄は、この肉体からとっくの前に離れているよね」と思いました。

 

チェリンにそういうと、チェリンも、「そうだよ」と答えました。

 

みんなは、「肉体=本当の私」と思っているけど

スピリチュアルな知識を学んでいた私たちは、「肉体=容器」「魂=本当の私」という見方をしていたので

遺体を見ても、そこに兄がいるとは、全く思わなかったのです。

 

それに、私たちは魂だから、肉体が亡くなっても、またいつかどこかで会える。

そう思っているので、本当に本当の意味では、悲しくなかったのです。

もちろん、この人生で、この肉体を持ってはもう会えないですけどね。そういう意味では悲しいですけど。

 

一番、大切なことは、兄といい時間、いい思い出をたくさん作れた。

お互いにプレゼントしたり(私からは、兄のダイエットのために、フォームローラーをプレゼントしました。

嬉しそうに、車の助手席で、フォームローラーを眺めていた兄を思い出します)

愛情深い言葉をかけながら会話できた。

 

 

数ヶ月前、小学生の時に書いた日記を見せると、

兄は、声に出して読んでくれました。

「私は将来英語を絶対に話せるようになりたいです。だから一生懸命英語の勉強をがんばります。

なぜなら私の大好きな兄が英語が得意だからです」

 

 

このように、兄と愛情確認もできていた。

だから、今、後悔がなく、爽やかに見送ることができたのです。

 

ヨガ・瞑想のおかげで、毎日を丁寧に生きることができ、

前世、今世、来世という大きな視点でみることができた。

(8年ほど前、チェリンが兄の前世をリーディングしたことがありました。
兄は前世で貯金ばかりしてガリガリでこき使われていたので、今世はお金を全て食べ物に費やし体を大きくしたいと思っていました。
実際にその通りになり、実は前世の思いが実現していました。
美味しいものをたくさん食べることができた今世やりたかったことは全うできた、ある意味、天寿を全うしたと私は思っています。
ただ、万年ダイエッターだったので「ありのままの自分を受け入れて愛す」ことを来世ではできたらいいなと思います)

 

毎日のお祈りで、兄に対してはもちろん、万物に、感謝と幸せの祈りをしていたから、後悔がなかった。

 

だから、非常事態でも、生徒にヨガ瞑想を教えながら、心を穏やかに保てることができた。

 

小さい頃から、泣き虫、いじけ虫で、すぐに折れていた心が、いつの間にか強くなっていた。

 

改めて、このスピリチュアルな道に導いてくれた兄に、ありがとう。

 

 

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